早いもので2人の娘A,Bも小学校1年と年中さんになりました。今が一番幸せな時?と思いながら毎日楽しく過ごしています。そんな中、周囲の皆様から時々言われるのが「意外に中里家は厳しいですね」です。私も妻も温厚派で普段はのんびりしているのですが、二人とも仕事についてはこだわりというか、ちゃんとしたいところがあります。私と妻は同じ会社で新卒として育ったのでその環境が影響しているのかもしれません。
我が家の家訓とは
しゃべる事が大好きな娘達、とにかく常に何かしゃべっています。娘Aは目を見張るロジカルモンスター、娘Bはイタズラと楽しいことが大好きな今風なギャル。ですので何かを説明した後(なるべく我が家は叱らずに説明するようにしています)は、「分かった、お友達のためにもう遅刻しない」「今日は絶対9時に寝る」と娘達は理解したかのように言います。ただ子育てを始めて数年はそれで良かったのですが、結局理解していない、同じ事を繰り返すという事に気が付きました。
そこでここ2年間ぐらいこう言うのです!
「口不要、行動で示せ」と。
我ながらオリジナリティあふれる良い家訓だと思います(笑)実際、仕事上でもよくこう言いたくなる場面に遭遇します。つまり娘達が将来困らないようにしっかり教育しているつもりなのです。
証跡を得る
先日、とある本を娘にプレゼントしました。それが「メシが食える大人になる!よのなかルールブック」です。そして最初のルールとしてこう書かれていたのです。
ルール1 いいことを言うよりも、よい行動をとる。
私はこれを見たときに「まさに我が家の家訓と同じ!」と思いました。なのでこの本に付箋で「パパがいつも言っている口不要、行動で示せと同じ意味」と加筆しておきました。
お説教?余計なお世話?(うっせーわ)
私も年齢を重ね、最近の若者について大丈夫かなと心配になる事があります。店頭BGMなどでうっせーわという音楽を時々聞きますが、歌詞を聞いて思うのは「ああ、この子は恵まれた環境で育ったんだな」です。(歌自体はキャッチーですし、子供と一緒にうっせーなの替え歌して楽しんでいるのでファンです)
ただじゃあ自分自身が若い頃どうだったかというと、内容は違えど心配に思われるような気がしており、むしろ今の若手、特に当社の新卒に至っては数倍も優秀な気がします。
若手には良かれと思って愛をこめて伝えるべきか、伝えても聞く耳もたないのではないか(実際に私が若手の頃ならおじさんが何か言ってるぐらいにしか思わないかも)、と考える時があります。ただ一方で自分の勘違いに自分で気が付いた時は、とても恥ずかしいですし、自覚が伴うので改善/成長しますが、同時になんでもっと早く周囲の大人は「君、イタイ勘違いしているよ」と指摘してくれなかったのだと思ったものです。ですので、少なくても自分の娘達には、妻とともに教えを伝えていこうと思いますが、合わせて面接で質問くださる人、そして当社社員には押し付けない程度には何か参考になればと色々と今後も説明していければなと思う今日この頃です。
説教くさいおじさんだけにはなりたくないなぁ・・・とは強く思うので若手から学ばせてもらう姿勢、いつまでも若くいる姿勢、変化成長する心は意識したいと思います。